
Originally uploaded by Wataru Yamada
かもめツアー初日は仙台どこかのエリアへ。ここは国道を辿るアプローチが、棄てられて、自然に還るように放たれていました。一度整備された道は元の自然には戻らないけれど、侵食され、崩れていきながら、今はどうして自然と人工の新しい調和を持っていて、なんだか妙に納得したもんでした。
登りは慣れない岩質に途惑ったけども、積み上げるべく【ボルダマン】を登り、【汁】を登って、しかし俺さんのマントル課題は難しすぎて、登れなさすぎて、実は少し凹んでいたんですよ~。晩はアップで看板課題登ったとか親方言うから、カチ坊ひどく黒くなって親交の活路見出せなくなってしまったので、「カチ坊さんは私生活キラキラじゃないですか。」と、僕だいぶ苦し紛れ。
vock'n home
Originally uploaded by Wataru Yamada翌日は豊田に良く似た雰囲気の岩場で、指皮を存分に減らして、勘太郎さんが掃除した言うラインはやればやるほど出来そうで、それでもってやっぱり出来なくって、打ち込みスイッチ入るか思うそそられる良いラインでした。登っときたかった~!
で、この日は勘太郎さんの古民家で自家製の梅ジュースに舌鼓して、ふわふわした空気に身を委ねて消えるような意識で眠り込みました。そういえば、2階は作業場で VOCK ホールド 製造工場となってるみたい。この日はえらい勢いで売れていっとりました。
sue,
Originally uploaded by Wataru Yamada次の日、目指すは安達太良山。安達太良山は昔々の古びた硫黄の精錬所、みたいなところ。山全体が硫黄の臭いで包まれて、ちょっと咽たりもする。課題は【石の人】ばかり考えていたのに、実際あんまりムーブ出来なかった。二言目にはスイマセンばかり言うスーさんに妙に親しみを感じて、顔芸みたいな登りもソレいいな思ってた。この日は硫黄の残り香がひどいや。
sea Cliff bouldering,
Originally uploaded by Wataru Yamada翌日よりツアー最後の〆は、”仙台某所”。
ロケーションはさながら海外みたく、多くは語らなくても見知らぬ土地の新鮮な岩場を目にする感動は、ただその価値に終わりを見せないことを、いつか僕は教えてもらっていたのかも知れない。
僕は恵まれていると、僕は思う。普段は登ることしか考えないけど、振り返ることもしないけど、今ふっと思い返したら、他にない豊かな縁が繋がってることに気付いた。僕に感謝の表現力が乏しいことが少し残念だけど、僕の崩れかけた気持ちに動揺するよりも、どうして強く支えてくれるその縁は、どんな言葉より暖かいと、僕は思う。
みなさん本当にいつも、ありがとうございます。